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7.自律神経失調症

自律神経失調症

自律神経失調症

自律神経失調症とは、我々が意識しなくても、勝手に働いてくれる神経のことを言います。
例えば、食事をすると胃が勝手に働いて消化してくれる、あるいは眠っているあいだ意識しなくても呼吸している、などは自律神経の働きです。

 

昼は交感神経(別名ストレス神経とも言います)、夜は副交感神経が主にはたらいています。この2つの神経バランスが崩れた状態が自律神経失調症です。そのほとんどは交感神経のはたらきすぎによるものです。
 

症状は?

症状は不眠、手足の冷え、肩こり、便秘、下痢、食欲不振、腰痛、頻尿など、様々です。また、偏頭痛、気管支喘息、胃潰瘍など、心身症と呼ばれる病気もストレスによる交感神経の働きすぎによるものです。
 

ペインクリニックで行う治療

これらのような交感神経の過緊張状態に効果を発揮するのが、星状神経ブロックです。

 

首の前に注射をして5mlほどの局所麻酔薬を注入します。細い針を使用しますのであまり痛くありません。週に2~3回、合計20~30回治療を重ねるにつれて症状が改善していきます。