8.骨粗しょう症
骨粗しょう症
骨粗しょう症とは骨がすかすかになって、骨がもろくなる状態のことです。
骨粗しょう症でこわいのは何かににぶつかったり、転んだ拍子に骨折をしてしまうことです。
症状が進んでいる場合には、自分の体の重さを支えきれなくなり、腰骨等の圧迫骨折の原因となってしまいます。 腰の骨や、大腿骨の骨を骨折すると腰痛や寝たきりの原因となります。
これは高齢者に限った病気ではありません。特に女性に多いのですが、50代女性では10人に1人、60代では3人に1人、70代になると2人に1人は骨しょう症といわれています。
このため40代からの予防や健診が必要です。
当院では骨粗しょう症の健診、診断を行っております。
診断方法?
症状は骨粗しょう症の診断は総合的な検査で最終的に判断しますが、一番分かりやすいのは骨密度の測定です。
骨密度は機械により測定方法が違いますが、当院では腕の部分から骨密度を測定する機械を導入しています。
ペインクリニックで行う治療
治療は骨粗しょう症の程度が軽度の場合は、運動療法や栄養バランスを考えた食事療法で行います。
中等度以上の骨折の危険性が高い場合には、これに加えてお薬や注射・点滴での治療になります。
患者さんの通院ペースやお薬を飲む負担等に合わせて選択でき、点滴なら月に1度、注射なら週に1度、お薬なら毎日飲む等の幅広い選択肢があります。
骨粗しょう症が心配な方は
症状がなくても、自分がこれから骨粗しょう症のリスクがあるかどうか心配な方は、骨密度の検査を行うと現在の状態がわかりますので、今後の予防に役立ちます。
検査ご希望のかたはご相談下さい。